FEATURE

与那原3大エイサー

旧盆の夜は、板良敷・当添・与原の
3大エイサー隊の勇姿を是非見に行きましょう!

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紹介

エイサーは沖縄県と鹿児島県奄美群島でお盆の時期に踊られる伝統芸能でお盆の時期に現世に戻ってくる祖先の霊を送迎するため、歌とはやしに合わせて踊りながら地区の道を練り歩きます。

ここ与那原町でも、板良敷・当添・与原の3大エイサー隊が存在します。

板良敷エイサー

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板良敷青年会は、再結成してから20年以上の歴史があり、会員には町内だけでなく町外の人もいます。
平均年齢は20代後半だが、入会も退会も年齢制限は特にありません。
他の地域だと制限のある青年会もありますが、板良敷は自由です。
やりたい人が参加して楽しく活動しているとのことです。
会員数は30~40名と小規模ではありますが、それだけに素朴で和気あいあいとした雰囲気が伝わってくることでしょう。

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板良敷エイサー隊の衣装は白の上下に黄色い縁の打掛です。
大太鼓は赤、締太鼓は紫のサージを巻き、暗闇の中でも躍動感あふれる舞を披露します。

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板良敷エイサーで使われる曲は、「仲順流い(チュンジュンながい)」、「久高万寿主(くだかまんじゅうすぅ)」、「トゥータンガーニー節」、「テンヨー節」、「かたみ節」、「いちゅび小」、「唐船(とうしん)ドーイ」。
どれもエイサーの代表曲です。

当添エイサー

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当添青年会は昭和50年ごろに発足しています。
一時活動を停止したが数年前から再開しています。
会員数は約40名。20代を中心に、高校生から30代までと年齢層は幅広いです。

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当添エイサーの踊りは、青年会発足時に北中城村の安谷屋青年会から習った振り付けを、当添独自にアレンジしたものだといいます。
また、曲のレパートリーは11種類ほどあり、その中の「与那原の浜」や「大漁節」は当添オリジナルの歌詞となっているそうです。

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衣装も地域によって違うが、当添エイサーは黒い襦袢と金色の打掛が目を引きます。
締太鼓は紫のサージ(頭巾)と帯で統一しています。
キリっと引き締まって見えます。

与原エイサー

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与原青年会は、平成24年に結成した、比較的新しい団体です。
会員数は約30名で、道ジュネーでのエイサー演舞を中心に、与原区の綱作りや敬老会などの地域行事に積極的に参加しているほか、区内の清掃活動も行うなど、活発的に青年会活動を行っています。

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板良敷青年会や当添青年会に比べると、歴史も浅く、まだまだ駆け出したばかりの青年会ではありますが、会員同士の仲も良いので常に笑いながら楽しく活動しています。

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与原エイサーの衣装は、黒い襦袢と金色の打掛が特徴です。
大太鼓、締太鼓共に紫のサージ(頭巾)と帯で統一しています。
町内で唯一女性の地方がおり、歌を聞きにやってくる方もいるそうです。

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同じ町内でも道ジュネーのやり方にそれぞれ個性があり、当添・与原エイサーは踊りながら町内を練り歩くが、
板良敷エイサーの場合は決められた目的地まで移動してから踊ります。そして10分ほど踊ったらまた移動します。これを繰り返します。
旧盆の夜は、青年会によって特色の違う与那原の3大エイサーをおっかけてみるのも楽しいかもしれません。

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