YONABARU NEWS 与那原町からのお知らせ
2018.11.14
与那原小学校で大綱作り授業
よなばるは大綱曳のまち。与那原大綱曳は、町民がわら1本から、みんなで大綱を作り上げ、みんなで担ぎ、みんなで曳く、年に1度の大切な神事です。
小さい子供から大人まで伝統を守り継承するために、幼稚園保育園では運動会に綱曳を、小学校4年生では田植え、5年生で稲刈りを、中学2年生は男子が金鼓隊(きんこたい)、女子は前舞い(メーモーイ)で参加して、大綱曳とのかかわりを持ちます。
だれでも大綱を作ることはできますが、実際、大綱を「編み上げる」には力とちょっとしたコツが必要になります。
というわけで、、、与那原小学校4年生139名が,総合学習で「大綱作り」を体験しました。
指導するのは、与那原綱曳資料館の上原館長。実際に各地区で85本ほどつくる大綱と同じように作ります。
まずは、担任の先生たちが見本を見せます。
ねじって、隣から束を引く、ねじってひくの繰り返し。
さぁ、子どもたちの出番です。限られた時間ですから全員はできないので、じゃんけんで勝った児童たちから体験スタート。
「思ってたより楽しかった!!3本のわらが1本の綱になっていくのがおもしろいです♬」
男子だけでなく、女子もチャレンジ!!
「力がいるので大変だと思った~💛」
1時間授業の間にみんなで編み上げてできた綱は、これ。
上原館長「この綱が強いかどうか、ひっぱって試してみよう!!」
と、声をかけると、いっせいに前に出てきて綱曳を始めたこどもたち。
さすが!!綱曳が大好きな「よなばるっ子」たちです。
年明けの2月か3月ごろに彼らは田植えをし、5年生になってから稲刈りをします。そしてできた稲からお米は給食でいただき、残った藁を大綱にするという流れ。
初めて習った「綱作り」。来年はみんなも一緒に「大綱」をつくりましょうね。
*2019年の「与那原大綱曳まつり」は8月3日(土)、4日(日)に開催します。その1、2週間前の週末には、13地区で「大綱」を編み上げます。(どなた様も参加OK!!日程などの詳細はナビでご案内します)
ぜひ、「つくる」「かつぐ」「ひく」に参加して「与那原大綱曳」を楽しんでくださいね☆☆☆