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2018.08.08

大綱曳に欠かせない「カナチ棒」を取り出しました!!

「与那原大綱曳」の醍醐味の一つは、「スタート」の合図がないところ。

 

え?!スタートってないの?

 

と思われますよね。では、何で始まりかというと・・・東西の大綱が結合し、「カナチ棒」が雄綱の輪の中に入った瞬間が「スタート!」なんです。

 

だから、、、「カナチ棒」がないと勝敗も決められないのです。

 

その「カナチ棒」は、一年中「水」の中に浸かっています。どこに??ここです。ここ!!

 

 

 

水の中に一年中浸してあるのは、「カナチ棒」に亀裂が入らないようにするため。東西合わせて5トンの大綱を曳きあうのですから、相当な力がカナチ棒にかかってきますものね。丈夫でないといけません。

長さ3.2メートル、重さ70キロ、樹齢120年の栗の木でできた5年目のものと、重さ65キロ、ゆし木でできた70年目の大木です。

 

 

 

 

 

この水は、 神浜の御殿(ウドゥン)に天降りした天女が、御子を出産したときに、湧井(カー)の産湯に使ったと伝えられています。神聖な水でカナチ棒を洗います。

 

きれいになった「カナチ棒」を、ちびっこたちが触って、においもかいでみました・・・ら・・・

 

 

 

くっちゃぁ~~い;;;

 

そう、保存状態は、害虫予防のために汚い水の方が安心なんですよ。

 

園児たちは、持ち上げてみたり、なでてみたりと十分に堪能。

 

 

テレビニュースのインタビューにも、元気に答えてくれました!!

 

 

さぁ、あさって8月11日から、いよいよ与那原大綱曳まつりです。

 

台風14号の進路が心配ですが、今のところ開催予定。変更などは全て、Facebook「沖縄よなばる観光案内」と、この与那原ナビでご案内しますので、お手数ですが、チェックしていただきたいと思います。

子どもから大人まで、よなばるちゅ~魂のつまった「大綱曳」は、まもなくです!!

 

 

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