YONABARU NEWS 与那原町からのお知らせ
2018.07.10
西・旗頭の「クービ」を採ってきました♪
8月11日、12日に行われる「与那原大綱曳まつり」。東西の大綱が主役ですが、
大綱を盛り上げる「旗頭(はたがしら)」も大切な存在。
東(あがり)は「國豊」、西(いり)は「民栄」と掛かれたのぼりをたて、
一番上の部分の「チヂンドゥールー」に東は菊の花、西は梅と桜の飾りつけをします。
大綱はもちろん、旗頭のチヂンドゥールーも毎年手作りをします。
因みに西のチヂンドゥ―ルーは、、、これ。
その西の飾りつけに必要なツタ科の「クービ」を採取しに、ヤンバル(沖縄北部)まで行ってきました。
昨年は東村、今年は恩納村です。2週間ほど前に視察に行き、村の方々にしっかりお願いしてきてあります。
クービはツタなので、とてもしなやかで強く、旗頭を躍らせると花が舞うように動きが美しく見えるから飾りつけにもってこいなんですよ。さぁ、いいクービあるかな?!
おっ!! これはっ、、、いいっ!!
このオレンジで囲った部分。長いクービがとれそうですが、他の樹木に絡まって生えているのが特徴のクービですから、採るのは大変です。
まずは、よじ登る、
ひっぱる!
全体重をかけて・・・・
ひっぱる
みんなで、ひっぱる~~!!
大綱曳本番前から「つなひき」です。こんな上等なクービがとれましたっ!!
トラックに積み上げます。
今年は3か所から採取をし、そのまま大綱曳倉庫へ運びました。
丈夫で長いクービがいっぱい採れました。ヤンバルの山に感謝、ご協力いただいた町の人々に感謝、そして、綱武士(ちなむし)の皆様、お疲れ様でした。
今年も立派な「旗頭」ができそうですね🎶