YONABARU NEWS
与那原町からのお知らせ
2025.05.12
与那原大綱曳の幕開け!「アブシバレー」を実施しました
旧暦の4月15日にあたる本日、5月12日(月)「アブシバレー」の儀式が与那原町内の拝所にて行われました。
アブシバレーとは、田植え後に畦(アブシ)の草刈りをして、虫払い(バレー)を行い、豊作祈願等をする儀礼のことを言い、
旧暦 4 月中頃に吉日を選んで行われます。
綱曳実行委員会により町内の 5 か所の拝所にて米や酒、果物を供えて五穀豊穣、無病息災、子孫繁栄を祈念します。
また儀礼の最後には、捕まえた虫たちをバナナの茎で作った船に乗せて厄と共に与那原の東海岸から沖へ流すのです。
【↑上之殿(イーヌトゥン)での祈願】
【↑宗之増(ソウヌマシ)での祈念】
【↑阿知利世主(アチリユウヌシ)での祈願】
【↑御殿山(ウドゥンヤマ)での祈願】
【↑親川(ウェーガー)での祈願】
町内の拝所で祈念を終えた後は板良敷の海岸へ移動し、舟を流す準備をします。
この舟は実行委員会の皆さんで作成されます。
【↑5月9日、大綱曳倉庫にて作成】
舟底はバナナの茎、割りばしで虫を入れる虫かごを作ります。
【↑割りばしで作った虫かごに虫を入れます】
【↑沖へ向かい放流!】
カタツムリを乗せて祈りを捧げ「厄」と共にニライカナイ(神々の住む場所)に向かって流しました。
与那原大綱曳の最初の神事である「アブシバレー」を終え、いよいよ本格的に
与那原大綱曳まつりの準備が進んでいきます。本番が楽しみですね!
7月26日(土)、27日(日)
与那原大綱曳まつりで皆さまをお待ちしております!