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2019.06.17

与那原大綱曳関連行事目白押しです。

440年余りの歴史と伝統を誇る与那原大綱曳は、大綱曳を行う当日だけでなく、それまでの準備や神事がたくさんあります。

 

旧暦4月15日にあたる5月19日には「大綱」をつくるための「藁」=「稲」に虫がつかないようにお祈りをする「アブシバレー」が執り行われ、旧暦5月15日の6月17日には「5月ウマチー」で、稲の成長・初穂を祈る拝み(うがみ)が行われました。

 

アブシバレー(虫払い)に使用する舟を、バナナの茎と葉っぱでつくります。舟に「虫」を乗せて海(ニライカナイへ行って虫も幸せになるように願いを込める)に流します。

 

 

「虫」は「バッタ」と「カタツムリ」です。囲いも自然に優しい割りばしで作られています。

 

よなばるの旗をつけていざ・・・

 

今年は海が荒れていました・・・

 

 

5月ウマチーは5か所の拝所をまわります。

 

お供え物はフルーツ、くんぺん、かるかん、お米とお神酒です。

 

5か所目は「親川」で。心配された雨も拝み(うがみ)終了後に降ってきました。五穀豊穣を祈る=雨乞いですので、お天道様はよくご存じなのですね。

 

今後は、小学校の稲刈り、大綱曳実行委員会の事務所開き、東(あがり)西(いり)の出発式、クームン縄(手綱)や藁の搬入などなど

次々に行事がやってきます。。。

 

暑い夏!!は・・すぐそこ!!です。

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