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2020.03.11

よなばるひじきの収穫がはじまりました!!

与原町の特産品「よなばるひじき」の収穫が、3月11日からはじまりました~~(^^♪

 

 

昨年は収穫量が37tで不作でしたが、ことしは広範囲にひじきができており、目標の50t(もっととれるかも)に到達しそうです。

ここ数年、知念高校ヨット部のみなさんが日頃海を使っていることから「海に感謝」の意味を込めて、お手伝いをしてくれていました。

しかし、今年は事情が違います。コロナウィルス感染拡大防止のため、お手伝いどころか部活動の練習もままならない状況。

というわけで、今年のひじきの収穫は、漁業関係者と地元のみなさまのご協力で行われます。

 

11日から開始!!ということで、まずは「海の安全」を祈願する「うがみ」からスタート。

 

 

 

 

 

 

 

そして、、当添漁港から舟にのって海から着岸しました。

 

 

 

 

岸につくと、ひじきを刈る前に、、、カマを研ぎます。

 

 

 

いよいよひじき刈り~~~!!   ひじきの流れに沿ってカマを入れます。

 

 

 

 

 

 

 

長いものだと、1メートルほどにも成長します。10年ほど前は170cmにもなるものもあったとか・・・@@

 

 

与那原・西原町漁業協同組合職員の伊福翔磨さんが「よなばるひじき」の良いところをテレビに向かってPR.「ぼくはジューシーで食べるのがおススメですね^^」と笑顔で回答。

 

 

 

 

 では・・・「よなばるひじき」って何がすごいの? ご説明いたしましょう。

 

国産のものひじきがどれだけ出回っているかというと・・・何と日本で売っているひじきの10%だけ。 残り90%は中国や韓国などの外国産になるそうです。国産ひじきって凄~く貴重!!

特に、歯ごたえのよい肉厚の「よなばるひじき」がスーパーに出回ると、即購入される人も多い。ですから、秋以降になると、、よなばるひじきは完売してしまい手に入らなくなるほどの貴重なものです。

 

「よなばるひじき」は言わずと知れた町を代表する特産品。年間平均約50トンほどの水揚げがあります。よなばるひじきを求めてわざわざ遠くから足を運ぶ常連さんも多く根強い人気があるんですよ。和え物やチャーハン、その他どんな料理にも使える万能の海草なのです。

 

よなばるひじきが店頭に並ぶまで

よなばるひじきの収穫は3月から5月にかけての約3ヶ月間ほど。年間約50トンというのは水揚げ量の重さで、乾燥すると約1/10の5トンまで収縮されます。

収穫されたひじきは水洗いしたあと、大型の釜で110~120℃、約30分間釜炊きされます。

 

 

 

 

 

その次に大型のスチーマーで110℃、約20分間蒸します。

 

 

 

 

 

蒸したてのひじきを冷します。

 

 

 

 

 

その後冷凍庫で保存され、天気の良い日に天日干しにします。

 

天日干しの作業は天気に左右されやすく、天気が良い日は1日で乾燥し効率も良いのですが、天候が不順な時期は常に見張り役の人をつけ、天気の急変に対応できるよう準備しています。乾燥後のヒジキには釣り針、小石、カニなど、いろいろな不純物が混ざっていて、これを除去するのはかなり根気のいる作業です。

 

こうして手間をかけて出来上がったよなばるひじきは、5キロの袋詰めにされた業務用、それと小売店、スーパーなどに陳列する100グラムと500グラムに分けられ発送を待ちます。

 

効能・効果

 乾燥したよなばるひじきを口にすると、ほんのりとした塩味と少々固めの歯ごたえがありくせになる~味。ヒジキはミネラルが豊富で鉄分は牛乳の約500倍、またカルシウムは昆布の2倍も含まれていて、骨を丈夫にし、イライラを静める精神安定作用にも優れています。食物繊維も豊富なことから便秘の改善や大腸ガンの予防にも効果がみられるそうで、健康維持にも万能な自然の恵みなのです。

 

今年の「よなばるひじき」が市場に出回るのは、ゴールデンウィークあけ。出始めたらあっという間に完売ですので、チェックしてくださいね。かねひで、ファーマーズ、サンエーなどで購入できます。

 

ぜひ、肉厚で歯ごたえばっちりの「よなばるひじき」を食べて、元気モリモリ、免疫力アップして、ウィルスに負けない身体作りを心がけましょう~~!!

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