2022年4月1日、親川(うぇーがー)が新しく生まれ変わりました!
この親川は、天地開闢の昔、浜の御殿(御殿山)に舞い降りた天女が、子どもを出産する際に、この湧井の水を産湯に使ったとの神話が伝えられています。
親川は、住民の生活に密着した井戸であると同時に、琉球王朝時代には国王の久高島参詣時の休憩場としても使われました。
また、「おなり神」の最高神女である聞得大君(きこえおおきみ)就任儀礼である御新下り(おあらおり)や東御廻り(あがりうまーい)の際に、御水撫で(うびぃなでぃ)の儀式を行うなど首里出発後、最初の拝所となった聖地でもあります。
「御水撫で」とは親川から汲んだ御水(うびぃ)を盛った器に中指を浸し、額を撫でる儀式で、霊力(せじ)を授かり、神と同格になったといわれています。
その力で国王や国を災いから退けたとのことです。
澄みきった冷たい水が湧き出る親川は、人々の祈りの場としてだけでなく、子どもたちの遊び場でもありました。
現在は水源としては利用されていませんが、地域の重要拝所であり、綱曳関連祭祀に巡拝され、若水(元旦の朝に初めて汲む水)もここで汲まれます。
この親川広場の傍には石畳が素敵な「親川通り」や「水路」もありますので、周辺をのんびりと散策してみるのもいいですね♪
親川拝所は水と親しみやすい戦前のシンプルだけど力強いデザインになっています。
与那原大綱曳で重要な役割がある「カナチ棒」が大切に格納されています。
親川拝所の前にて町長、議長、教育長、新島区長によってテープカットが行われました。つなひきかちゃんも参加しましたよ。
落成式では、与那原町文化協会の皆さんによる奉納舞踊(通水節)が艶やかに行われました。
周辺の広場には人工芝が張られたり、つなひきかちゃんの遊具もあって小さなお子様にも楽しんでもらえそうです。
つなひきかちゃんと一緒に「大綱曳滑り台」で遊んでね!ふわふわの人工芝もきもちいいよ!
名称 | 親川広場 |
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ウェブサイト | - |
住所 | 沖縄県島尻郡与那原町字与那原556 |
駐車場 | 有り |
インターネット環境 | - |
対応言語 | - |
クレジットカード | - |
料金・平均予算 | - |
予約 | 不要 |
営業時間 | 24時間 |
定休日 | - |
電話 | - |
メール | - |