親川広場
うぇーがーひろば
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神話と祈り、そして暮らしの記憶が残る与那原の聖なる井戸。
与那原のまちなかに静かに佇む「親川広場(うぇーがーひろば)」。ここには、かつて地域の人々の暮らしを支えてきた湧井「親川(うぇーがー)」があり、与那原の歴史や信仰を今に伝える場所として大切にされています。現在は整備された広場となっていますが、この場所には古くから人々の祈りと生活が重なり合ってきた深い歴史があります。
この親川には、天地開闢の昔、浜の御殿(御殿山)に舞い降りた天女が子どもを出産する際、この湧井の水を産湯に使ったという神話が伝えられています。清らかな水が湧き出るこの場所は、古くから特別な力が宿る場所として語り継がれてきました。
親川は住民の生活に密着した井戸であると同時に、琉球王朝時代には国王が久高島へ参詣する際の休憩場としても利用されていました。さらに、「おなり神」の最高神女である聞得大君(きこえおおきみ)の就任儀礼である御新下り(おあらおり)や、聖地を巡る東御廻り(あがりうまーい)の際には、首里を出発して最初に拝む場所として重要な役割を担っていました。
その際に行われたのが「御水撫で(うびぃなでぃ)」という儀式です。親川から汲んだ御水(うびぃ)を盛った器に中指を浸し、その指で額を撫でることで霊力(せじ)を授かるとされ、神と同格の力を得るといわれていました。その力によって国王や国を災いから守ると信じられていたのです。
澄みきった冷たい水が湧き出る親川は、人々の祈りの場であると同時に、地域の暮らしに欠かせない井戸でもありました。水を汲みに来る人々が自然と集まり、子どもたちは水辺で遊ぶ。そんな日常の風景が、この場所には広がっていました。
現在、井戸は水源としては利用されていませんが、地域の重要な拝所として大切に守られています。与那原大綱曳に関連する祭祀の際には巡拝されるほか、若水(元旦の朝に最初に汲む水)もここで汲まれるなど、今もなお地域の信仰の中で生き続けています。
親川広場のすぐそばには、石畳の雰囲気が美しい「親川通り」や昔の水路も残っており、与那原のまち歩きを楽しむスポットとしてもおすすめです。歴史ある井戸とともに、周辺をのんびり散策してみてはいかがでしょうか。町の静かな時間の中で、与那原の歴史と文化を感じることができます。
| 名称 | 親川広場(うぇーがーひろば) |
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| サイトURL | - |
| 所在地 | 与那原町字与那原556 |
| 駐車場 | あり |
| 営業時間 | - |
| 定休日 | - |
| インターネット環境 | - |
| 対応言語 | - |
| キャッシュレス決済 | - |
| 料金・平均予算 | - |
| 予約可否・方法 | - |
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